設計実績

配管設計

配管設計 配管設計 設計実績一覧PDF

配管設計では、主に配管ルート計画と応力解析を行い、安全で効率的な配管システムを構築します。配管ルート計画では、設備や構造物との干渉を避けつつ、最適なレイアウトを設計 します。応力解析では、温度変化や圧力による負荷、地震や振動に対する評価を行い、配管の強度や耐久性を確保します。最新の法規制や安全基準を満たした高品質な設計を提供し、施工性・メンテナンス性も考慮した最適な配管システムを実現します。

プラント配管耐震性能評価及び熱応力解析

設置場所
国内
適用基準
高圧ガス保安法、ASME B31.3
設置目的
製造プラント
想定荷重
自重・熱・地震荷重を想定
使用ソフト
Bentley(株)/AutoPIPE  AutoPIPE Nozzle

設計上の要点

・工場内のプラント配管を対象とした耐震性能評価及び熱応力解析を実施した。
・建屋側からのサポート支持と建屋内の架台の位相が異なるため、伸縮継手を用いて対応した。
・配管応力評価については、自重・熱応力・地震時の慣性力・応答変位による発生応力について評価を実施した。
・地震力が高い為、多くの支持サポートを追加した。
・機器ノズルについてはAutoPIPE Nozzleで評価した。

空調配管耐震性能評価及び熱応力解析

設置場所
国内
適用基準
ASME B31.3準拠
設置目的
工場
想定荷重
自重・熱・地震荷重を想定
使用ソフト
Bentley(株)/AutoPIPE

設計上の要点

・工場内の空調配管を対象とした耐震性能評価及び熱応力解析を実施した。
・建屋側の層間変形角から応答変位を算出して評価した。
・配管応力評価については、自重・熱応力・地震時の慣性力・応答変位による発生応力について評価を実施した。
・建屋側の支持荷重を考慮して分散するようにサポートを配置した。
・機器ノズルについては直近に伸縮継手が存在する為、評価を省略した。

球形タンクボトム配管耐震性能評価

設置場所
国内
適用基準
高圧ガス保安法
設置目的
製油所
想定荷重
自重・地震荷重を想定
使用ソフト
Bentley(株)/AutoPIPE  AutoPIPE Nozzle

設計上の要点

・製油所の球形タンクボトム配管について、レベル1修正震度法及びレベル2代替評価法を実施した。
・地上サポートについては地盤改良が施工済みなので、地震時応答変位は球形タンクノズル部のみ考慮した。
・配管応力評価については、高圧ガス保安法(KHKS 0861)に則り、地震時の慣性力・応答変位による発生応力について評価を実施した。
・機器ノズルについてはAutoPIPE Nozzleで評価した。
・フランジについて強度検討を実施した。